WordPressを開設したら、すぐに記事を書き始める前に最低限の初期設定を確認しておきましょう。
ただし、管理画面にある設定をすべて変更する必要はありません。
初心者が最初に確認しておきたいのは、主に次の5つです。
- サイトURL
- パーマリンク
- サイトタイトル・キャッチフレーズ
- 表示設定
- コメント設定
特にパーマリンクのようなURLに関わる設定は、記事を公開してから変更すると手間が増えます。
一方、サイトタイトルやトップページの表示方法などは後からでも比較的変更しやすいため、最初から完璧に決める必要はありません。
この記事では、WordPressを開設した直後に確認しておきたい設定だけを、初心者向けに順番に紹介します。
WordPressの初期設定は何から始めればいい?
WordPressを開設したら、設定画面を上から順番にすべて変更するのではなく、後から変更しにくいものから確認すると分かりやすくなります。
最初に確認したい項目をまとめると、次のようになります。
| 設定 | 最初に確認すること | おすすめの対応 |
|---|---|---|
| サイトURL | 独自ドメイン・HTTPSで正常に表示されるか | 正常なら変更しない |
| パーマリンク | 記事URLの基本構造 | 「投稿名」を検討 |
| サイトタイトル | ブログ名・キャッチフレーズ | 自分のブログに合わせる |
| 表示設定 | トップページ・検索エンジンへの表示 | 公開前に確認 |
| コメント設定 | コメントを利用するか | 使わなければOFF |
この中でも特に重要なのが、サイトURLとパーマリンクです。
トップページに何件の記事を表示するかは後から簡単に変更できますが、公開済みの記事URLを変更すると、以前のURLからアクセスできなくなる可能性があります。
そのため、URL周辺を先に確認してから、表示やコメントなどの設定へ進むのがおすすめです。
サイトURLとサイトタイトルを確認する
サイトタイトルやURLなどは、WordPress管理画面の
「設定」→「一般」
から確認できます。
主な項目は次のとおりです。
- サイトのタイトル
- キャッチフレーズ
- WordPressアドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)
- 管理者メールアドレス
- サイトの言語
- タイムゾーン
- 日付形式
- 時刻形式
開設直後にすべて変更する必要はありません。
初心者なら、サイトタイトル・キャッチフレーズ・URL・タイムゾーンあたりを確認すれば十分です。
サイトタイトルは自然なブログ名にする
「サイトのタイトル」には、ブログ名を入力します。
SEOを意識するあまり、検索キーワードを大量に詰め込む必要はありません。
たとえば、
「初心者おすすめWordPressブログ始め方レンタルサーバーSEO」
のような名前より、
「ブログはじめの一歩」
のように、サイト名として自然に読めるものの方が分かりやすくなります。
記事ごとの検索キーワードは、それぞれの記事タイトルや本文で扱えば十分です。
キャッチフレーズはブログ内容を短く伝える
キャッチフレーズは、サイトで何を扱っているのかを補足する短い説明です。
たとえば、
サイトタイトル
ブログはじめの一歩
キャッチフレーズ
初心者向けにWordPressブログの始め方と運営方法をやさしく解説
といった形です。
キャッチフレーズは後から変更できるので、開設時点で完璧な文章にする必要はありません。
ブログの内容が一目で分かる程度で十分です。
WordPressアドレスとサイトアドレスは正常なら変更しない
一般設定には、
- WordPressアドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)
という似た項目があります。
すでに自分の独自ドメインで正常にブログが表示され、
https://example.com/
のようにHTTPSになっているなら、基本的には変更しません。
意味が分からない状態でURLを書き換えると、WordPressへ正常にアクセスできなくなる場合があります。
レンタルサーバーの簡単セットアップを利用して正常に表示されているなら、URLは確認するだけで十分です。
パーマリンクは記事を書く前に決める
パーマリンクとは、記事ごとに設定されるURLのことです。
設定場所は、
「設定」→「パーマリンク」
です。
WordPressでは複数のURL形式を選べますが、一般的な個人ブログなら**「投稿名」**が分かりやすく、管理もしやすい選択肢です。
「投稿名」を選ぶと、
example.com/wordpress-initial-settings/
のようなURLを作れます。
スラッグは短く分かりやすくする
URLの末尾にある、
wordpress-initial-settings
の部分をスラッグと呼びます。
スラッグは、
- 記事内容が分かる
- 長すぎない
- 半角英数字を使う
- 複数語はハイフンで区切る
くらいを意識すれば十分です。
たとえば、
WordPress初期設定の記事なら、
wordpress-initial-settings
といった形です。
SEOを意識して難しい英単語を使う必要はありません。
自分でも後から見て何の記事か分かるURLにしておくと管理しやすくなります。
公開後はパーマリンクをむやみに変更しない
パーマリンクを最初に決めておきたい理由は、記事公開後にURLを変更すると手間が増えるためです。
すでに検索エンジンや他のサイトから以前のURLへアクセスされている場合、URL変更後に転送設定などが必要になることがあります。
初心者の段階で細かな仕組みまで覚える必要はありません。
「記事を公開する前にURL形式を決め、公開後はむやみに変更しない」
と覚えておけば十分です。
表示設定を確認する
次は、
「設定」→「表示設定」
を確認します。
ここでは主に、
- トップページに何を表示するか
- 1ページに表示する記事数
- 検索エンジンへの表示
などを設定できます。
ブログなら最初は「最新の投稿」でOK
WordPressでは、トップページに
- 最新の投稿
- 固定ページ
のどちらかを表示できます。
一般的なブログなら、開設直後は**「最新の投稿」**で十分です。
記事が増えてから、必要に応じて固定ページを使ったトップページへ変更することもできます。
最初からトップページのデザイン作りに時間をかけすぎるより、まず記事を増やしていく方がブログの方向性も見えやすくなります。
1ページの表示件数は初期状態でも問題ない
「1ページに表示する最大投稿数」では、記事一覧に何件の記事を表示するか決められます。
開設直後なら、初期設定のままでも大きな問題はありません。
実際に記事が増えてから、
- スマホで長すぎないか
- 記事一覧が見づらくないか
- ページが重く感じないか
などを確認して調整すれば十分です。
パーマリンクと違い、後から比較的簡単に変更できる設定です。
検索エンジンへの表示は必ず確認する
表示設定の中で特に確認したいのが、
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」
という項目です。
これから検索結果に記事を表示させたいブログなら、通常はこの項目にチェックを入れません。
WordPressを準備している間だけチェックを入れていた場合は、記事公開前に解除されているか確認しましょう。
ただし、この設定はサイトそのものを完全に非公開にする機能ではありません。
「検索結果に出さないこと」と「外部からアクセスできなくすること」は別なので、その点だけ覚えておきましょう。
コメント設定を確認する
コメントに関する設定は、
「設定」→「ディスカッション」
から変更できます。
ブログでコメント欄を使う予定がなければ、最初からOFFにしても問題ありません。
コメントを使わないならOFFでもよい
読者からの連絡を、
- お問い合わせフォーム
- メール
- SNS
などで受けるのであれば、記事下のコメント欄を使わない運営もできます。
コメントを利用しない場合は、
「新しい投稿へのコメントを許可する」
をOFFにしておくと、コメント承認や迷惑コメントを確認する手間を減らせます。
ブログだから必ずコメント欄を用意しなければならないわけではありません。
自分が継続して管理する予定があるかどうかで判断すれば十分です。
コメントを使うなら承認方法も確認する
コメント欄を使う場合は、コメントをONにするだけでなく、
- 公開前に承認するか
- コメントが届いたらメール通知するか
- 投稿者名やメールアドレスを必須にするか
- ピンバックやトラックバックを利用するか
なども確認しておきましょう。
コメント欄には読者から質問や感想を受け取れるメリットがありますが、返信やスパム確認などの管理も必要になります。
使う予定がなければOFF、読者との交流に使いたければONという考え方で問題ありません。
WordPress初期設定はこの順番で進める
開設直後のWordPressなら、次の順番で確認すると迷いにくくなります。
- 独自ドメイン・HTTPSで正常に表示されるか確認する
- パーマリンクを「投稿名」など自分の運用に合う形へ設定する
- サイトタイトルとキャッチフレーズを設定する
- 表示設定を確認する
- 検索エンジンへの表示を確認する
- コメントを使うか決める
- 最初の記事を作る
この順番なら、後から変更しにくい項目を先に確認できます。
特に避けたいのは、意味が分からない設定までとりあえず変更してしまうことです。
WordPressには多くの設定がありますが、最初からすべて触る必要はありません。
テーマやプラグインは必要なものから設定する
WordPressを始めると、
「最初に入れるべきプラグイン10選」
「WordPress開設後にやること20選」
といった情報を目にすることがあります。
しかし、紹介されているものをすべて設定する必要はありません。
WordPressテーマやレンタルサーバー側に、すでに同じような機能が用意されている場合もあります。
まずは、
WordPress本体の基本設定 → テーマを確認 → 足りない機能だけ追加
くらいの順番で十分です。
設定項目を増やすことより、記事を書ける状態まで進めることを優先しましょう。
初期設定は「後から変更しにくいか」で判断する
WordPressの初期設定には、後から簡単に変更できるものと、変更すると確認作業が増えるものがあります。
分けて考えると、次のようになります。
記事公開前に確認したいもの
- サイトURL
- パーマリンク
公開前に必ず確認したいもの
- 検索エンジンへの表示
- コメントのON・OFF
後からでも変更しやすいもの
- サイトタイトル
- キャッチフレーズ
- トップページの表示方法
- 記事一覧の表示件数
この違いが分かれば、
「WordPressのすべての設定が終わるまで記事を書けない」
と考える必要はありません。
URLなど影響の大きな設定を確認したら、早めに記事作成へ進んで大丈夫です。
実際に記事を1本作ってみることで、
- 見出しがどう表示されるか
- アイキャッチがどこに表示されるか
- スマホで読みやすいか
といった、設定画面だけでは分からない部分も見えてきます。
まとめ|WordPress初期設定は必要な項目だけ確認しよう
WordPressを開設した直後に、すべての設定を変更する必要はありません。
まず確認したいのは、
サイトURL → パーマリンク → サイトタイトル → 表示設定 → コメント設定
の5つです。
特にサイトURLは、独自ドメイン・HTTPSで正常に表示されているなら不用意に変更しません。
パーマリンクは記事URLに関わるため、最初の記事を公開する前に決めておくのがおすすめです。
個人ブログなら「投稿名」は分かりやすく、管理しやすい選択肢です。
表示設定では検索エンジンへの表示を確認し、コメント欄を利用しない場合はOFFにしても問題ありません。
ここまで確認できたら、設定画面をいつまでも調整し続ける必要はありません。
最初の記事を作り、実際の表示を確認しながら必要な部分だけ調整していきましょう。
よくある質問
WordPressの初期設定は記事を書く前に全部終わらせる必要がありますか?
いいえ。
サイトURL、パーマリンク、検索エンジンへの表示など、公開後に影響が大きい項目を先に確認すれば十分です。
サイトタイトルの微調整や表示件数などは、記事を公開しながら変更できます。
WordPressのパーマリンクは「投稿名」がおすすめですか?
個人ブログでは、シンプルなURLを作りやすく、管理もしやすいため「投稿名」は検討しやすい設定です。
ただし、WordPressがすべてのサイトに「投稿名」を指定しているわけではありません。
日付をURLに含める必要があるなど、明確な運用方針がある場合は別の構造を使う方法もあります。
コメント欄はOFFにしても大丈夫ですか?
コメントを利用する予定がなければOFFでも問題ありません。
お問い合わせフォームやSNSなど別の連絡方法を用意しているブログもあります。
コメントをONにする場合は、承認方法やスパムへの対応もあわせて確認しておきましょう。

