WordPressブログは、最初からすべてを完成させる必要はありません。
初心者なら、次の4段階で進めると分かりやすくなります。
- レンタルサーバーと独自ドメインを準備する
- WordPressを開設する
- 公開前の初期設定を確認する
- 最初の記事を作成して公開する
大切なのは、設定項目を全部終わらせることではありません。
独自ドメインで正常に表示できて、WordPress管理画面へログインでき、1記事を公開できる状態を作ることを最初のゴールにしましょう。
WordPressブログ作成の流れは4段階
最初に全体の流れを確認しておきましょう。
| 段階 | やること | 完了の目安 |
|---|---|---|
| 1 | サーバー・独自ドメインを準備 | 契約とドメイン取得が完了 |
| 2 | WordPressを開設 | 管理画面へログインできる |
| 3 | 初期設定を確認 | HTTPSの独自ドメインで正常表示 |
| 4 | 最初の記事を作る | 記事を公開できる |
初心者が迷いやすいのは、「どこまで設定すれば始めてよいのか」が分かりにくいからです。
そのため、各段階で完了条件を決めて進むと迷いにくくなります。
1.レンタルサーバーと独自ドメインを準備する
最初に、WordPressを設置するレンタルサーバーと、ブログのURLになる独自ドメインを準備します。
初心者なら、レンタルサーバー申し込み時に、
- サーバー契約
- 独自ドメイン取得
- WordPressインストール
- SSL設定
までまとめて進められるサービスを使うと作業を減らせます。
現在は多くのレンタルサーバーで、WordPressを簡単に開設できる機能が用意されています。
サーバー申し込み時に入力するもの
利用するサービスによって違いますが、一般的には次のような情報を入力します。
- 契約期間
- 独自ドメイン
- WordPressのサイト名
- WordPressのユーザー名
- WordPressのパスワード
- メールアドレス
- 支払い方法
特に確認したいのは、独自ドメインとWordPressのログイン情報です。
独自ドメインは後から文字列そのものを変更できません。
また、WordPress管理画面のユーザー名やパスワードは、開設後すぐに必要になります。
申し込み前に入力内容をもう一度確認しておきましょう。
レンタルサーバーは安さだけで決めない
レンタルサーバーを選ぶときは、料金だけでなく、
- WordPressを簡単に開設できる
- 独自ドメインを設定しやすい
- 無料SSLがある
- バックアップがある
- 公式マニュアルを探しやすい
といった点も確認します。
初心者の場合は、少し料金が安いことよりも、開設時に迷いにくく、困ったときに戻れる環境の方が使いやすいことがあります。
ConoHa WINGを候補にしている方は、「ConoHa WINGの評判は?やめとけと言われる理由とメリット・デメリットを解説」で、使いやすさや注意点、契約条件を詳しく確認できます。
独自ドメインは長く使えるものを選ぶ
独自ドメインは、
example.com
のようなブログのURLです。
ブログ名やデザインは後から変更できますが、取得したドメイン名そのものを変更することはできません。
そのため、
- 短い
- 覚えやすい
- 入力しやすい
- 将来ブログ内容が少し広がっても使いやすい
といった点を意識して決めましょう。
完璧な名前を考える必要はありませんが、数か月後にすぐ変えたくなるような名前は避けた方が無難です。
2.WordPressを開設する
サーバーと独自ドメインの準備が終わったら、WordPressを開設します。
簡単セットアップを利用している場合は、申し込み完了時点でWordPressまでインストールされていることがあります。
この段階では、デザインを整える前に、WordPressが正常に使えるかを確認することを優先します。
WordPress管理画面へログインする
まず、WordPressの管理画面へログインします。
申し込み時に設定した、
- ユーザー名
- パスワード
を使います。
ログインできたら、WordPressの開設自体は完了です。
管理画面へ入れない場合は、設定をむやみに変更する前に、レンタルサーバーの管理画面や申し込み完了メールを確認しましょう。
独自ドメインで表示されるか確認する
次に、取得した独自ドメインへアクセスします。
たとえば、
https://example.com
で運営する予定なら、そのURLでブログが表示されるか確認します。
ここで、
/wp/
や
/blog/
など、意図していない文字列がURLに付いている場合は、記事を書く前に確認した方が安全です。
記事が増えてからURLを変更すると、確認する場所も増えます。
HTTPSになっているか確認する
ブログのURLが、
https://
から始まっているか確認しましょう。
現在はレンタルサーバー側で無料SSLを設定できることが一般的です。
設定直後は反映まで少し時間がかかることもあります。
正常にHTTPSで表示されているなら、WordPress側のURL設定を不用意に変更する必要はありません。
URL設定はむやみに触らない
WordPressの「設定」→「一般」には、
- WordPressアドレス
- サイトアドレス
があります。
似た項目ですが、意味を理解せず変更すると管理画面へアクセスできなくなることがあります。
独自ドメインのHTTPSで正常に表示されているなら、初心者は基本的に変更しなくて大丈夫です。
3.初投稿前の初期設定を確認する
WordPressへログインできたら、最初の記事を書く前に最低限の設定を確認します。
ここで全部の設定を終わらせる必要はありません。
優先したいのは、
- パーマリンク
- サイトタイトル
- テーマ
- 検索エンジンへの表示
- 更新状態
です。
パーマリンクを確認する
パーマリンクとは、記事ごとのURL構造です。
WordPress管理画面の、
「設定」→「パーマリンク」
から確認できます。
個人ブログでは、投稿名を使ったシンプルなURLにする方法があります。
たとえば、
example.com/wordpress-blog-start/
のような形です。
大切なのは、どの形式が絶対に正しいかではなく、記事を増やす前にURL構造を決めておくことです。
記事スラッグも公開前に確認する
URL末尾の、
wordpress-blog-start
の部分をスラッグと呼びます。
初心者なら、
- 短い
- 内容が分かる
- 半角英数字
- 複数語はハイフンで区切る
くらいを意識すれば十分です。
検索キーワードをすべて詰め込む必要はありません。
サイトタイトルを確認する
「設定」→「一般」では、サイトタイトルやキャッチフレーズを確認できます。
サイトタイトルはブログ名です。
まだ完全に決まっていなくても、後から変更できます。
開設前から何日もブログ名だけで悩むより、仮でも設定して記事作成へ進む方が効率的です。
テーマを決める
WordPressテーマは、サイトの見た目や記事編集環境に関わります。
無料テーマでもブログは始められます。
使いたいテーマが決まっている場合は、記事が増える前に導入しておくと管理しやすくなります。
一方、まだ決められない場合は、無料テーマから始めても問題ありません。
プラグインは必要なものだけ追加する
WordPressにはプラグインで機能を追加できます。
ただし、「おすすめプラグイン10選」などを見て、最初からすべて入れる必要はありません。
必要になった機能だけ追加する方が管理しやすくなります。
プラグインが増えるほど、
- 更新
- 不具合
- 機能重複
の確認対象も増えます。
初心者なら、使う理由が分からないプラグインは入れないくらいで十分です。
検索エンジンへの表示を確認する
「設定」→「表示設定」には、検索エンジンへの表示に関する項目があります。
Googleなどの検索結果へ記事を表示したい場合は、検索エンジンに対してインデックスを抑制する設定が意図せず有効になっていないか確認しましょう。
ここまで確認できれば、最初の記事を書き始めて大丈夫です。
4.最初の記事を作成する
初期設定が終わったら、
「投稿」→「新規投稿を追加」
から最初の記事を作ります。
最初から凝ったデザインの記事を作る必要はありません。
基本は、
タイトル → 導入文 → H2 → 本文 → 必要に応じてH3
くらいで十分です。
記事タイトルと本文を書く
まず記事タイトルを入力し、本文を書きます。
WordPressでは、
- 段落
- 見出し
- 画像
- リスト
- ボタン
などをブロックとして追加できます。
初心者なら、最初は文章・見出し・画像の基本操作に慣れることを優先しましょう。
URLスラッグを確認する
記事を書いたら、公開前にURLを確認します。
日本語タイトルがそのままスラッグになっている場合は、
wordpress-blog-start
のような短い半角英数字へ変更すると管理しやすくなります。
公開後にURLを変更する手間を減らすためにも、公開前に確認しておきましょう。
カテゴリーを設定する
カテゴリーは記事を整理するために使います。
最初から大量に作る必要はありません。
たとえば、
- WordPress
- ブログ運営
など、複数の記事が入りそうな大きな分類から始めれば十分です。
記事が増えてから必要に応じて見直せます。
アイキャッチ画像を設定する
記事を代表するアイキャッチ画像を設定します。
記事一覧やSNSなどに表示されることがあります。
文字を入れる場合は、パソコン表示だけでなく、スマートフォンの小さな表示でも読めるかを確認しましょう。
プレビューしてから公開する
公開前に一度プレビューします。
最低限、次の点を確認しましょう。
- タイトルに大きな誤字がない
- 見出しの順番が不自然ではない
- URLスラッグを確認した
- カテゴリーを設定した
- 画像が表示されている
- スマホでも読みにくくない
問題がなければ公開します。
独自ドメイン上で最初の記事が正常に表示されれば、契約から初投稿までの流れは完了です。
WordPress初心者は変更しにくい設定を先に決める
WordPressには多くの設定があります。
ただし、すべて同じ優先度ではありません。
先に確認したいもの
- 独自ドメイン
- パーマリンク
- 公開URL
- HTTPS
後から変更しやすいもの
- ブログ名
- 色
- ロゴ
- プロフィール
- 細かなデザイン
この違いを意識すると、「今やるべきこと」と「後でよいこと」を分けやすくなります。
初投稿前に確認する4項目
最初の記事を公開する前に、次の4点だけは確認しておきましょう。
- 独自ドメインでサイトが表示される
- URLがHTTPSになっている
- 意図しない「/wp」などが付いていない
- パーマリンクを確認した
ここが問題なければ、細かなデザイン調整より記事作成を優先して大丈夫です。
「開設」と「完成」は分けて考える
WordPressを始めると、
- メニュー
- プロフィール
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
- Google Analytics
- Search Console
- SEO設定
など、次々にやることが見つかります。
しかし、最初から全部完成させる必要はありません。
まずは、
「正常に1記事公開する」
ことを目標にしましょう。
その後に、必要な設定を順番に追加していけば十分です。
まとめ|WordPressブログは4段階で初投稿まで進めよう
WordPressブログは、
1.レンタルサーバーと独自ドメインを準備する
2.WordPressを開設する
3.公開前の初期設定を確認する
4.最初の記事を作成して公開する
という4段階で進められます。
最初からブログ全体を完成させる必要はありません。
特に先に確認したいのは、
- 独自ドメイン
- HTTPS
- パーマリンク
- 記事スラッグ
などURLに関わる部分です。
これらは記事が増えてから変更すると確認作業も増えます。
一方、ブログ名、色、ロゴ、プロフィールなどは後から変更できます。
初心者が最初に目指すのは、
独自ドメインでWordPressが正常に表示され、管理画面へログインでき、1記事を公開できること
です。
そこまでできれば、WordPressブログ運営のスタート地点に立てています。
よくある質問
WordPressブログは無料で作れますか?
WordPress本体は無料で利用できます。
ただし、独自ドメインでブログを公開する場合は、通常レンタルサーバーや独自ドメインの費用がかかります。
WordPressをインストールしたらすぐ記事を書いてもいいですか?
記事を書き始めても問題ありません。
ただし、公開前に独自ドメイン、HTTPS、パーマリンク、URLスラッグを確認しておくと手戻りを減らせます。
WordPressブログはスマホだけでも始められますか?
サービスによってはスマートフォンから申し込みやWordPress開設を進められます。
ただし、複数の設定画面を確認したり、テーマ設定を行ったりする作業は、パソコンの方が進めやすい場合があります。

